台湾旅行で必携!悠遊卡が便利すぎて使わないともったいない。買い方と使い方を紹介 – ちょっと台湾いってきます−台湾旅行ブログ−

台湾旅行で必携!悠遊卡が便利すぎて使わないともったいない。買い方と使い方を紹介

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日本にSuicaがあるように、台湾には「悠遊卡」というカードがあります。地下鉄やバスの乗車、コンビニはもちろん、レンタサイクルなど幅広く使えます。この記事では初めて台湾に行く人のつまづきポイント、悠遊卡の買い方と使い方を紹介します。

悠遊卡とはSuicaのようなICカードのこと

悠遊卡(ヨウヨウカー / yōu you kǎ)とは台北市やその周辺地域で使える非接触型ICカードのことです。ざっくり言えば日本のSuicaのようなものです。使用用途はMRT(地下鉄)、バス、コンビニ、レンタサイクル、フェリー、ロープウェイなどなど幅広く、台北市民にとって無くてはならないカードです。

観光客にとっても利点の多いカードなので、台湾に行ったら活用することをおすすめします!

悠遊卡の値段は100元+チャージ料金

カード自体は100元で、これに使いたい金額をチャージしたものが実際の値段になります。この100元は購入する場所によっては返却時に戻ってきます。

古い旅行本だとチャージ済みのカードを500元で購入と書かれていますが、この方式は廃止されました。現在は購入→チャージの二段階です。

購入場所と種類

悠遊卡には大きく2種類存在する

いろんな場所で購入することが出来ますが、カード返却(払い戻し)後にデポジットの100元が戻ってくるものと、戻ってこないものがあります。

2016.08.01追記
2016年8月1日販売分より払い戻しが出来なくなりました。それまでに購入したもので、払い戻し可能なタイプのカードは問題ありません。
購入場所 返却後100元は 裏面のICチップ
駅にある機械 戻ってくる 無い
悠遊卡サービスセンター 戻ってくる 無い
駅窓口 戻って来ない 有る
コンビニ 戻って来ない 有る

悠遊卡_02

上の写真のように、コンビニや駅窓口で変えるものは裏面にICチップが見えます。このタイプは払い戻し時に100元が戻ってきません。その代わりコラボ系カードなど色々なデザインがあるので、台湾に来る度に買う人もいるらしいです。

個人的には払い戻しせずに、訪台記念として持っておくのも良いのではないかと思います。

台北駅で買うならどこがいい?

台北駅で買える場所はたくさんあるのですが、大きく分けて2種類になります。

探しまわるのが面倒なら改札の窓口

MRTの改札にある窓口が一番多いので見付けやすいです。ただしカード代の100元は戻ってきません。地下鉄なので改札は地下にあります。

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※写真は別の駅のものです。

100元のデポジットを戻したいならサービスセンター

台北駅地下3階にある悠遊卡サービスセンターでは旅行者向けの1日乗車券なども販売しています。ただしサービスセンターは休日になると非常に混雑していて30人待ちとかザラです。

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コンビニでも買えるが、台北駅構内では販売していない

コンビニでも買うことはできるのですが、なぜか台北駅構内のコンビニでは買うことができません。つまり台北駅では地下に潜らないと買うことが出来ないということになります。

買うときにはカタカナ英語でもだいたい大丈夫

レジに200元出して「ようようかー ぷりーず」と言えばだいたい伝わります(200元=カード代金100元+チャージ100元)。

悠遊卡には「Easy Card」という名前もありますが、「いーじーかーど ぷりーず」と言ってもあんまり通じません。自分はダメでした。「なにそれ?」みたいな顔をされたのでレジにある端末を指さして、カードのジェスチャーをして買いました。

チャージと自動販売機での買い方

駅にある機械でチャージする方法をまとめました。

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残額はアプリでも確認できる

改札を通る時や、買い物する時に残額は確認できますが、駅にある TicketReaderという機械でも確認ができます。

スマートフォンなら「Easy Wallet」というアプリで行えます。iPhone / Androidの両方があります。こちらも後ほど別記事にまとめたいと思います。

返却するには手数料に20元が必要

もう二度と台湾に来ない! と言い切れる人はカードを返却して返金してもらうこともできます。

払い戻しはMRTの改札窓口か、悠遊卡サービスセンターに行き「I want return card」と言ったら通じました。この英語が正しいかは知りませんが通じたのでオッケーです(笑)。

あとは自動販売機でも出来るらしいのですが、そちらはやったことがないのでそのうち調べてみます。

返金には手数料が20元かかるのですが、使用回数が5回以上なら手数料は無料になります。個人的にはコンビニでお茶でも買って使い切るのがいいと思います。

払戻期限は最終チャージ日から2年半です。あまりにも古いカードだと返金を受け付けてくれないので気をつけましょう。2年以上持っていたのならもう記念品として持っているのがいいと思います

色んなサービスで使えるぞ!

最後に悠遊卡の使えるサービスを紹介して締めくくりたいと思います。まだ歴史の浅いカードですがかなり幅広く使えますのでぜひ活用してみてください。

MRT

台北の主な移動手段MRT(地下鉄)。乗車料金が現金より20%も安くなります(初乗り20元が16元になる)。改札にタッチするだけなので便利です。

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バス

バスは両替不可なので悠遊卡は必須です。現金で乗車する人はほとんどいません。

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タッチのタイミングは路線によって違い、下車收票(降りる時)、上車收票(乗る時)の両方があります。バスに乗って天井のほうを見ると表示されています。

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コンビニ・飲食店

セブンイレブン、ファミリーマートなどのコンビニはもちろん、ミスタードーナツ、スターバックスでも使えます。特に何も言わず読み取り機の上にカードを置いておくと会計してくれます。現地の人を見ていると「悠遊卡使います」みたいなことを言ってる人はあんまりいません。

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UBike(レンタサイクル)

東京の「ちよくる」、横浜の「baybike」、仙台の「DATE BIKE」みたいな感じです。台北はわりと狭いエリアなので慣れると自転車のほうが快適です。利用するには登録が必要です。貸し出し場所の機械か、ネットで登録します。

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タクシー

2009年から導入されてるはずですが、実はあまり見かけません。先日悠遊卡に対応したタクシーに乗ったのですが、機械が壊れてて試せませんでした。

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その他

ほかにも貓空のロープウェイや、淡水のクルージング船、図書館の貸し出しカード、マンションの鍵まで悠遊卡が使われています。

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おまけ:高雄には一卡通という交通系ICカードがある

高雄には現在悠遊卡ではなく一卡通(iPass)というカードが使われています。一卡通は台北MRTでは使えないのですが(その逆も)コンビニなど一部サービスでは相互利用が出来るようになっています。

2016年からは高雄MRTでも悠遊卡が使えるように進めているらしいので、ますます利用シーンが増えていきそうですね。

一卡通についてはこちらの方が色々まとめてくださってます。

ダダと小穎

ダダ小穎はEasyCardって知ってる?

知らナイ。なにソレ?

ダダじゃあQSquareは?

知らナイ。友達も知らナイ言ってルヨ。

ダダだよねー、だよねー。台湾って英語表記があっても読まない人多いよねーーーー。

答えはナニ?

ダダEasyCardは悠遊卡のことで、QSquareは京站(台北駅北側の商業ビル)だよ!

ダダ何人かの台湾人に聞いても皆知らないんだよね。HSRが高鐵(新幹線)っていう認知度も低いよね。

台湾人は誰もEasyCardなんて呼ばないカラ(笑)

ダダまぁ日本でもE電(JRのこと)を知らない人多いし、そんなもんだよね……。

まとめ

  • 悠遊卡はMRTの乗車だけでなくバスやコンビニ、レンタサイクルなどなど幅広く使える
  • 購入・チャージはコンビニや、駅の券売機。もしくは駅窓口で買える
  • 購入には最低200円必要で、100元のデポジットが含まれる場合もある
  • 外国人向けに「EasyCard」という名前が付いているが台湾の人に言っても通用しない。

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