主婦や自営業、無職は何て書けばいいの? 台湾への入国カードの書き方を紹介
飛行機内で必ず配られる入国カードは入国の際必須ですが、職業欄について質問を受けることがよくあります。各項目について書き方を紹介します。
目次
実は機内で慌てて書く必要は無い
まず最初に言っておきたいのは、入国カードは飛行機を降りてから書いても大丈夫です。
必要な情報がすぐ出せるように準備されているならいいですが、わざわざ頭上の収納スペースから荷物を取り出して、ガタガタ揺れる機内で書く必要はありません。
ネット通販で買い物できる程度の知識があればオンライン入国カードを使う方法がおすすめです。
入国カードを記載するのにあると便利なもの
初めての海外旅行だと「そもそもどこに情報が書かれてるのかわからない!」という方もいますので、そこから解説したいと思います。
パスポート
パスポート番号、名前などが書かれています。名前の英語表記は人によって微妙に違いますので、必ずパスポートに書かれているのと同じように書きます。例えば「太郎」という名前だと「TARO」「TAROU」「TAROH」などといった表記があります。パスポートと同一になるように確認しましょう。
航空券
航班・航名(フライトナンバー・便名)が書かれています。ピーチ航空だと「MM1029」とかですね。
ホテルの予約票
ホテル名の英語表記か、中国語表記が書かれているとなお良いです。電話番号も書いてあると最高です。ネットで予約したならスマホでスクリーンショットを撮っておくと良いです。
入国カードの記入例 1/3
性・名
日本語ではなく、パスポートに書かれている英字で記入。
護照號碼 Passport No.
パスポート番号。
出生日期 Date of Birth
誕生日。一桁の場合は「0」を記入しても、しなくてもいいようです。
國籍 Nationality
国籍。「JAPAN」と記入。
航班航名 Flight/Vessel No.
飛行機の便名。「MM1029」みたいなやつです。ピーチやバニラなどLCCの場合は他の会社のカードを流用していることが多いため、予め印刷されている頭文字が不要になります。
職業 Occupation
学生なら「STUDENT」、専業主婦なら「HOUSEWIFE」があります。無職でも退職してるなら「RETIRED」などになります。無職・フリーターの意味で「NONE」は書かないほうがいいようです。ぶっちゃけ厳密さは求められないので「OFFICE WORKER」でいいかと思います。その他の職業は多岐に渡るので、後ほど詳細を解説します。
入国カードの記入例 2/3
簽證種類 Visa Type
観光目的の短期滞在ならビザは不要なので「免簽證 Visa-Exempt」を選びます.
入出境證/簽證號碼 Entry Permit/Visa No.
ビザ番号。ほとんどの人は記入する必要はありません。
居住地 Home Address
現住所です。住所をきっちり書いてもいいし、国名「Japan」だけでもいいようです。両方試してみましたが特に何も言われませんでした。
來台住址或飯店名稱 Residential Address or
滞在するホテルを中国語か英語で記入します。ホテルじゃない場合は住所を記入します。
入国カードの記入例 3/3
旅行目的 Purpose of Visit
観光なら「觀光 Sightseeing」。
旅客簽名 Signature
名前をパスポートと同じように記入します。
職業について
台湾の入国についてはオンライン入国カードの情報が一番確実だと思いますので、そこから選ぶのがよいと思います。とはいえそれほど厳密さが求められるわけではないので、あまり気にしなくても大丈夫です。カテゴリ分けしてみましたが結構適当ですw
主婦とか家事手伝いとか家にいる人
- 主婦:家庭主婦:HOUSEWIFE
- ハウスキーパー:家庭幫傭:HOUSEKEEPER / HOUSEMAKER
- 無職:無業:NONE / BABY / INFANT
学校関係
- 学生:學生 / STUDENT / SCHOLAR / PUPIL
- 教授 / 大學講師:PROFESSOR / LECTURER / INSTRUCTOR
- 教師:TEACHER / EDUCATIOR
アーティスト系
- 役者・芸人:演藝人員:ACTOR / ENTERTAINER
- 作家:WRITER
- 芸術家:藝術家:ARTIST
- ミュージシャン:音樂家:MUSICIAN
事務系
- 経理:會計員:ACCOUNTANT / CPA
- 銀行員:BANKER
- CEO:商 / 執行長 / 總裁:BUSINESS / DIRCTOR / CEO / HOUSEWORKS
- 管理人:監護工:CARETAKER
- 職員:CLERK / EMPLOYEE / STAFF
- 顧問:CONSULTANT
- 公務員:GOVERNMENT OFFICER
- 外交人員:DIPLOMAT
- 弁護士・弁理士:律師:LAWYER / ATTORNEY / COUNSEL
- 研究人員:RESEARCHER
- 販売員:推銷員:SALESMAN
- 秘書:SECRETARY
専門職系
- メカニック:技工:MECHANIC / FACTORY WORKER
- 製造業:製造業技工:MANUFACTURE WORKER
- 聖職者:傳教士:PRIEST
- 軍人:ARMY / NAVY
- 船員(外籍勞工):LABOR
- 船員 / 空服員:CREW / SEAMAN
- ダイバー:潛水夫:DIVER
- 医者:醫生:DOCTOR / DENTIST
- 看護師:護士:看護婦 / NURSE
- エンジニア:工程師 / 建築師:ENGINNER / ENG / ARCHITECH
- 農業:農:FARMER / AGRICULTURE
- 漁業:漁民:FISHERMAN
- IT系:資訊人員 / IT
- 記者:JOURNALIST / REPORTER
- パイロット:飛行員:PILOT
- 科学者:科學家:SCIENTIST
- 専門家?:專家:SPECAILIST
- 技師:TECHNICIAN
その他
- その他(海外企業):其他(外籍勞工):OFW
- その他:其他:OTHER
他にはJALのサイトに一覧があります。
ダダとシャオイン
名前の英語ってひとつじゃないノ?
基本的には統一されてるんだけど、昔は違ったみたいだよ。
入国カードでは書き直しができるけど、航空券を買う時に間違えると大変だから何度も見直してるよ。
名前間違えるト飛行機乗れないノ?
もちろん乗れない。友人が「TARO」と「TAROU」で間違えて買っちゃって、一回キャンセルして買い直したらしいよ。
ええー、大変ダネ。
ギリギリ席が残ってたからいいけど家族とは席離れちゃうし、割引料金じゃなくなるし、メチャクチャ悔しがってた。
家族と離れちゃうのは悲しいネー。
ネットで購入すると前回の情報が引き継がれるから、安心感はだいぶ増したけどね。
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