台南の旅③ 動画付き。鹿耳門天后宮で媽祖の聖誕祭をやっていたので見てきた
台南の有名観光スポット・鹿耳門天后宮で媽祖(道教の女神であり、航海・漁業の守護神)の聖誕祭が行なわれていました。途中から参加したので少しだけ写真で紹介します。
猫村を見に行ったらお祭りをやっていた
猫の写真を撮るために猫村・台鹼宿舍貓村に行ったら、近くのお寺で爆竹の派手な音が聞こえてきました。ちらっと中を覗いてみたらなにやらお祭りをやっているではありませんか。しかも結構大きなお祭りのようです。
鹿耳門天后宮とは
鹿耳門天后宮(ルゥァーメン ティェンホウゴン/lù ěr mén tiān hòu gōng)というのは海の神様を奉る廟(媽祖宮)で、鄭成功が台湾に来て最初に立てた媽祖宮だそうです。
明の時代の軍人であり政治家。台湾ではオランダ軍を打ち払ったことから「三人の国神」と呼ばれる民族的英雄。
そして僕たちが行った4月24日は航海・漁業の守護神であり、道教の女神である媽祖の聖誕祭だったのです。お祭りについての概略はこちらにありました(中文ですが)。
鹿耳門天后宮へのアクセス
鹿耳門天后宮へは台南火車駅からバイクか車で約30分。猫村の記事でも書きましたが、現地でタクシーを拾うことはほぼ不可能です。タクシーで行く場合はその場で待機してもらうか、1日貸し切りとかにするのが良いでしょう。
周囲は田んぼ(?)に囲まれたのどかな土地ですが、元々は工場が近くにあったそうです。
住所:台南市安南區 媽祖宮一街136號
お祭りの様子
鹿耳門天后宮の敷地には広い空間があり、本殿から外に向かってパレードが行われていたようです。地面が黒く焦げているのは爆竹の痕。
この塔の内部は常に炎が燃えさかっていて、人々はお金を模した紙を燃やします。
お金を模した紙を「冥銭」といいます。燃やして天に昇らせることでご先祖様が死後の世界でお金に困らないようにするそうです。冥銭は葬式の時だけではなく、様々な行事の時にも燃やします。
この派手な舞台では人形劇をやっています。神様に見せるための劇だとか。昔はみんな一生懸命見ていたそうですが、最近はすっかり閑古鳥だとか。^^;
結構可愛らしい顔です。
メイクが結構怖いので神様の使いなのか、よくわからないw
こちらは八家將の皆さんかな? 八家將というのは媽祖や疫病神の王爺を守る8人の武将らしいです。疫病神も護衛対象なのかとちょっと不思議に思いました。
ちょっとふてくされてる?
こちらはどたなかしら? 結構大きいです。
ご本尊にお供えとお祈りをしているようです。
台南はどこに行ってもお寺がありますが、ここは格別広い。
壁や柱の彫刻が精密で圧巻です。
聖誕祭だからか首のリボンがとても可愛いw
見事な彫刻がいたるところにあって思わず見入ってしまいます。こんな何層にも重なったもの、どうやって彫ってるのか見当も付きません。
よく見るとポーズが可愛いw
亀の形を模したものがズラリと並んでいます。この亀は全部食べ物で作られているそうです。
台湾のお寺って仏像をライトアップしてるのが面白いですよね。本殿もLEDだらけだし。
神様(媽祖?)を乗せた御神輿。供え物の前に来て、皆の挨拶(?)を受けた後に次の寺に向かうようです。
そしてこの大きい鬼のような人達は誰なんだろう。誰か教えてください。
画質粗いですが、一部だけ動画で撮ってみました。音が大きいので注意してください。
ダダとシャオイン
燃やしてるお金はひとつじゃないヨ。
どういうこと?
神様にあげるのと、御先祖様にあげるのと違うヨ。
お供え物って感じなのかな。
んーとネ、すごいたくさんあるよ。
うわ、こんなにあるのか!
たくさんあるからワタシもよくわからないw
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