これはヤバすぎるw 台湾のおすすめ珍スポット「金剛宮」の行き方(1/3) – ちょっと台湾いってきます−台湾旅行ブログ−

これはヤバすぎるw 台湾のおすすめ珍スポット「金剛宮」の行き方(1/3)

「モヤモヤさまぁ〜ず」など日本のテレビでも紹介されて一気に知名度の上がった珍スポット・石門金剛宮の行き方を3回にわけて紹介します。

金剛宮は目から手が伸びた神様と巨大な仏像が有名なお寺

金剛宮は1986年に建設されたお寺で、MRT淡水駅からバスで50分ほどの場所にあります。手から目が伸びた神様や、巨大な仏像、地獄巡りなどで以前から有名でした。ここ数年から日本のテレビ番組で紹介されるようになって一気に日本人観光客が増えたそうです。

実はまだ行ったことなかったので、バレンタインにシャオインさんと行ってきました!

MRT淡水駅から「富基漁港」までバスで約50分

金剛宮に行くにはMRT淡水駅からバスで行くのがおすすめです。

バス停:富基漁港(フージー ユゥガン/fùjī yúgǎng)

バス番号:862、863、865、867、892

バス停は淡水駅の改札を出て右にあります。今回は862系統に乗って行きました。

このバスの場合、悠遊卡は乗車時、降車時の2度タッチしてください。

バス停の車内アナウンスは無い。地図で確認!

次のバス停の車内アナウンスはありませんので、必ず地図で現在地を確認しましょう。郊外でバス邸ひとつ乗り過ごすと大変なことになりますw

筆者は「台北等公車」というiPhoneアプリでバス停マップを確認しました。上の写真のようにリアルタイムで現在地とバス停を確認できます。

iPhone版 / Android版

左側に白いオブジェが見えたら到着

左側に白いオブジェが見えたら到着です。右側は小さなお寺になってます。

目的のバス停「富基漁港」の周辺は景色がキレイで結婚写真のメッカとしても有名だったりします。この日も一組のカップルが撮影していました。

金剛宮は遠くからも見えるぞ

バス停横の信号に金剛級の案内があります。矢印通りに歩いて行くと……。

おぉ!大きな像が見えてきました。あれが金剛宮です。

じゃーん、到着! いくつもの像が並んでいてカオス感が溢れていますw

象の像。鼻に布を巻くのがオシャレなのか?(たぶん違う)

入り口が龍の口になっててチープなアトラクション感がありますw 筆者はもう胸の高鳴りを抑えられません。

金剛宮に潜入! 大量の石像の洗礼をうける

龍の口を入るとさっそく神様がいます。館内の見取り図もここでチェックできます。

館内に伸びる廊下にはたくさんの石像があります。「二十四孝物語」という物語らしいです。あらすじが横にありますが当然読めませんw

母親に鹿の乳を飲ませるために鹿の格好をして近づくとかいうシーンらしいです。
筆者には「コスプレのまま来場するのを止めるスタッフの像」に見えます。

たぶん「少女に罵られて感涙の像」だと思います。少女のほうは泣いてるように見えます。罵られて悦ぶ男をキモいと思ってるのでしょう。

父親に虎が襲いかかっているのを娘が助けた話らしいです。娘強すぎ。

まずは四面佛(梵天)にお参り

館内に入ると案内のおばちゃんが近寄ってきて、横にある神様にお参りすることを教えてくれました。四面佛(四面仏)は仏教でいう「梵天」でしょうか? 梵天は創造神なので超偉い神様です。

台座に1〜4の番号が振られていて、番号の順にお参りをするそうです。心の中で自分の名前、住所、生年月日を告げてからご挨拶をします。

「功徳箱」はいわゆるお賽銭箱です。ちゃりんちゃりん。

神様の横には観光地によくある顔出しパネルがありますw

なんで日本語なのww

2階には大小様々な神様が並んでいる

四面佛にお参りした後は2階に上がります。ものすごい数の神様たちが並んでいて圧巻です。い、いよいよ目から手が生えた人に会えるのかー!

はやる心を抑えつつ一つずつ見て回ります……。

右の人楽しそうww しかも足で箱を持ってる超バランスですw 罰ゲームなのか?
台湾の神像・仏像は愛嬌のあるものが多いですよね。

授業参観っぽい。頭に付けてるのは桃かな?

六十甲子太歳星君で開運!

六十甲子太歳星君までたどり着きました。六十甲子というのは十二支と十干の組み合わせによってできた60年分の神様らしいです。

十二支:日本でも馴染み深い干支(えと)のこと。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸のこと。詳しくはWikipediaで。

お祈りを唱えながら石版を回す

太歳星君の前には開運の儀式ができる石版が2つあります。この儀式を行うことで運気がアップするらしいですよ。

やり方は左右それぞれ祈りの言葉を口で唱えながら左回りに一周回します。

左は「極速開展、財運亨通」

左の石版には十二星座が刻まれています。自分の星座を手で抑えながら左回りに一周します。

祈りの言葉は
極速開展、財運亨通
ジースー カイザン、ツァイユン ヘントン
jísù kāi zhǎn, cái yùn Hēng tōng

右は「轉財紓困、解危難關」

右の石版には十二支が刻まれています。自分の干支を手で抑えながら左回りに一周します。

祈りの言葉は
轉財紓困、解危難關
ズァンツァイ スークン、ジエウェイ ナングァン
zhuǎn cái shū kùn, jiě wéi nàn guān

石版は結構大きいです。小柄な人は石版に手をついたまま一周することになります。

ところで台湾のお祭りでよく見るこの人、可愛らしいえくぼが微妙にイラっとしますw

いよいよ「目から手の人」とご対面

開運の儀式をした後はいよいよ六十甲子を見て回ります。

おぉ! あれはもしや!!

いたあああぁぁぁ!!!! 目から手の人だあー!!!

甲子太歳金辨大将軍

目から手が出ている理由は、明代の小説『封神演義』等による民間で作られ語られた道教系の神様の影響だといわれています。
『封神演義』には楊任という神様が出てきます。楊任は商(殷)の紂王に仕えていましたが、紂王の腐敗、堕落を諫言したために、目をえぐられてしまいました。それを哀れに思った道徳真君が楊任の目に仙丹を入れました。すると、目から手が生えて、手に目玉ができました(眼中有手,手中有眼)。
これは手が届くところなら何でもどこでも見ることができる、という神技を具現化したものです。

Yahoo!知恵袋より引用

神の力が使えるのか。でもこれじゃ全然嬉しくないな……。とてもじゃないが恋人は一生できなさそうだ。

こんなにたくさんいます。

あ! うさぎの人だ! たぶんうさぎ年の神様でしょう(適当)

他にもウマの頭とかいろいろいるけど多いので割愛。

千本の手に千個の目とか、巨大な神様とか

エグい造形の神様は他にもいます。千手千眼觀音もその一柱。

本当に千本ありそうなほどの凄い造形。よく見ると全ての手に目がついてます。うへぇ。

一軒家ほどの大きい神様とか。

「ナ・イ・シ・ョ」って感じの神様とか。

閻魔様かな? とにかく大きい神様もたくさんいます。

続きます。

これはヤバすぎるw 台湾のおすすめ珍スポット「金剛宮」の行き方(2/3)
前回は目から手が生えた神様まで紹介しました。金剛宮はまだまだ楽しいアトラクション(?)があります。

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