台湾でポケモンGOが遊べないのは特許の侵害があるから? – ちょっと台湾いってきます−台湾旅行ブログ−

台湾でポケモンGOが遊べないのは特許の侵害があるから?

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実は台湾では数日間だけポケモンGOが遊べたらしいのですが、現在は遊べなくなっています。ちょっと面白い(?)ニュースがあったので紹介します。

実は台湾ではポケモンGOが遊べた期間があった?

日本では7月22日にスタートしたポケモンGOですが、実はその数日前に台湾でも遊べるようになっていたらしいです。

追記:2016.08.07
台湾でも配信開始しました!

台湾でもポケモンGOが遊べるようになった!! おすすめスポットを紹介
8月6日からついに台湾でもポケモンGOが遊べるようになりました。お祭りムードの台湾人ですが、ブラックジョークな広告も。

それが正式なものかは不明ですが、実際にプレイしたという声や、プレイ動画も公開されています。

7月13日に中国・台湾などで公開予定なしという発表

レコードチャイナによると、7月13日に中国、台湾、北朝鮮、キューバ、イラン、ミャンマ−、スーダンなどでは公開予定がないというコメントが公式よりあったようです。

そしてそのコメントの通りなのか、現在もポケモンGOを台湾で遊ぶことは出来ていません。

公開予定無しの理由は台湾が中国の一部だから?

台湾のTV局・TVBSのニュースでもポケモンGOが台湾で遊べない理由はなんだろう? という記事がありました。

この記事をざっくり意訳するとこんな感じです(違っていたらすいません)。

ある日台湾のネットユーザーの一人が公式アカウントに質問をしたら「世界中で遊べるが、中国大陸、韓国、台湾〜では遊べません」という回答だった。
ネットユーザーは意外な発見をした。台湾のポケモン公式サイトは去年の10月で更新停止しているが、アメリカのポケモン公式サイトは様々なサービスが展開され、動画も見ることができた。
台湾のユーザーがアメリカのサイトで動画を観ようとするとこんなエラーが表示された。
「現在視聴している地域では映像を見る権利がありません(台湾、中国の一省)」

台湾は中国の一部だという認識で(台湾を正式な国として認めている国は少ない)、巻き添えをくらっているのではないか、ということです。
(中国ではGoogleのサービスが制限されていることは有名なのでポケモンGOが遊べないのはまだ理解できます)

公開停止の理由は特許侵害?

そして7月28日に台湾のニュースサイト・蘋果即時(Apple Daily)にこんなニュースが掲載されました。

こちらもざっくりで説明すると(法的なことは詳しくないので誤解があるかもしれません)、台湾の弁護士・王信氏がIngressに対して訴訟を起こしているというものです。

王氏は子供の頃からパソコンが好きで2000年7月に大学院在学中に一つ目のゲームモデルの特許を申請しました。さらに2006年に「現実世界のネットゲーム」の特許を申請し、2008年に特許を取得。

2015年にIngressとポケモンGOのことを教えてもらい、その両作品とも自分の二番目の特許を侵害していると言っているようです。

2016年1月にIngressの開発元であるNianticに対し公開停止を要求(当時ポケモンGOはまだリリースされていないので)。5月にNianticの委任法律事務所・Fenwick & West LLPと話し合い、1億台湾ドルの和解金を要求したが破局したとのこと。

裁判は8月に

iPhoneでも特許訴訟で大金ゲットを狙う会社や個人がいますが、あんな感じですね。この件に関する裁判は8月に開廷されるらしいですが、どうなることやら……。

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