[図書館その2] 台湾で最も歴史のある国立台湾図書館は居心地が良くておすすめ

永安市場にある国立台湾図書館は台湾で最も歴史が長いのに建物は新しく、蔵書も多くて勉強するにはぴったりなのです。
目次
図書館紹介第二弾!
筆者が個人的に好きな図書館紹介、第二弾はMRT永安市場駅にある国立台湾図書館です。他の図書館については下記の記事をご覧下さい。
台湾の図書館ってどんなとこ?
筆者の個人的なイメージですが、台湾の図書館はこんな特徴があります。
- 利用率が非常に高い
- 閲覧席が多くて開放的
- 壁沿いはだいたいコンセント席
- パソコンを持ち込んで自由に使うことが出来る
- iTaiwanなどのフリーWifiが使える
- 席に飲み物の持ち込みも自由(さすがに食べ物はNG)
- 漫画も多い
- 日本みたいにビニールかけてないから本はボロボロ
台湾の図書館はまだ10ヶ所も見てませんが、総じて感じるのは利用率が非常に高いということです。本が好きな人が多いというより、気軽に利用出来るというイメージが浸透している感じがします。というのも単純に涼みに来ている人や、机につっぷして寝ている人、PCを持ち込んで動画を見ている人なども多いからです。
堅苦しいイメージが無くて個人的には非常に好感が持てます。
国立台湾図書館の周囲は綺麗な公園で環境が良い!
さて、国立台湾図書館ですが台北市から川を越えた新北市の永安市場にあります。観光エリアから外れているので行ったことがある人は少ないと思いますが、図書館に興味がある人なら国立台湾図書館は一度は訪れてほしい場所です。とにかくデカい! 本が多い! 閲覧席も多くて快適なのです。

MRT永安市場駅を降りて3分も歩くといきなり開けた空間に出ます。ビルの前ではダンスの練習をしている人がいたり、裏の公園では日光浴やボール遊びをしている人達がいて、市民の憩いの場になっていることがよくわかります。

ビルの中に入ると綺麗なロビーがあって圧倒されますが、特に受付する必要はありません。入退場は自由です。
地上7階、地下2階のうち6フロアが図書館!
ここ国立台湾図書館は全9フロアのうち7フロアを使っているという実に巨大な図書館です(地下は駐車場と多目的ホール、最上階はオフィスになっている)。
その歴史は長く、1914年に台湾総督府図書館として始まりました。日本統治時代の貴重な文献なども保管していて台湾の歴史を調べるうえで外せない場所なのです。パスポートがあれば旅行者でも閲覧することが可能です。

中に入ると広い空間にたくさんの閲覧席があって、ほとんどが埋まっています。

壁沿いにはコンセントの使える席になっています。もちろん持ち込んだPCを使うことが出来ます(他の席でもPCは使えます)。

出入り口付近には自動貸出機があります。モニターの横に悠遊卡の読み取り機があることからわかるように、台湾の図書館は悠遊卡を図書館カードにすることができるのです(一般のカードもあります)。

二階は視聴覚コーナーです。たくさんのPCが用意されていて、特に申請することなく使えます。基本的にはライブラリーのDVDを見るためですが、普通にネットサーフィンしてる人も多いです。

閉館直前に撮ったので人がいませんが、開館中はほぼ埋まっていました。

フロア入り口付近の本棚は背が低くなっていて圧迫感を感じないように工夫されてます。

フロアの奥に行くとこんな感じです。圧迫感あるw

3階は自動書籍があります。北投図書館ほどの遊びはありませんが、子供が裸足で休めるエリアなども用意されていました。

このへんは自習目的のエリア。机の上にコンセントもあって自由に使えます。
筆者が居心地良いと感じる理由
全体的に圧迫感を感じることがなくて、コンセント席が自由に使えることです。椅子もわりとクッションがきいていますし、飲み物が持ち込めるので長時間滞在も苦になりません。そう、ここは時間制限がないのです。
筆者の地元・川崎だとPCは使える場所が制限されてるし、飲食はダメだし、なんかすごい窮屈さを感じちゃうんですよね。台湾という国柄か緩さがあって自分にはすごく居心地が良いです。
国立台湾図書館へのアクセス
台北駅(MRT淡水信義線)> 東門駅(MRT中和新蘆線)> 永安市場駅
というルートで約17分で着きます。改札を出て駅の反対側に出ると約3分で図書館に到着します。
ダダとシャオイン
ワタシ学生の頃よく行ってたヨ。Ingressもここで遊んだよ。
僕もIngressの為に来たことあるよ。ここって地域では有数のポータル密集エリアなんだよね。
ポケモンGOがあったらスゴイ人が集まってると思うヨw
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